よくある質問Q&A
犬を知りたい・犬に伝えたい・犬を理解したいという方や家でのお困りごとはなぜ起こるのか、改善するにはどうしたらよいのか。
お問い合せの多い内容を掲載いたしました。
今、他にも犬の幼稚園はいくつもありますが、その幼稚園ごとに目的ややり方は違います。
WanLifeの犬の幼稚園は、犬同士を遊ばせるだけの幼稚園とは違い、私達人間の幼稚園と同じように愛犬たちの社会性を育む場所です。
人や犬や場所等様々なものに慣れていくように社会性を身につけたり、おうちや社会でのルール、ハウスやトイレ等のマナーを身につけるように育てていきます。
仲のいい犬友達と出会えたなら可能性はなくはないですが、私達でも生涯たくさんの人に出会ってきて友達と呼べる人はごく僅かだと思います。もちろん中にはたくさんの友達がいる方もいます。犬も同じだと思います。個性もあり、相性もあります。私達でも嫌いな人と仲良くしなさいと言われたら・・・。自分の犬の個性を理解した上で、決して無理強いしないようにしましょう。犬と仲良くさせる必要はないけれども、犬が近くにいても気にしないようにしてあげることはしてあげたほうがよいと思います。その子によって変わってくるのでその子にあった育て方が必要です。WanLifeの幼稚園としつけはその個性を活かして、それを伸ばしていくことを大事にしています。
クレートやケージを“閉じ込める場所”と思ってる人もいますが、それは間違いです。また、飼い主さんが気づかない間に愛犬にそうイメージさせてしまってることが多いと思います。
クレートやケージは、誰にも邪魔されずゆっくり安心して寝れる自分だけの場所です。
これを教えることが大切です。そしてまずは飼い主さんがそう理解することが大切です。
また、これができることでトイレの失敗やイタズラを防げますし、目を離せない子犬の時期には、危険から犬を守ることもできます。飼い主への依存症も予防できます。
ただし、長時間閉じ込めっぱなしの環境は、お薦めできません。
クレートやケージが大好きな愛犬を目指してみませんか?
まずは噛んでよいものをたくさん作りましょう。
噛んではいけないものがたくさんありすぎるのではないでしょうか?
私達が思ってる噛んで良いものと悪いものと愛犬が思ってる噛んで良いものと悪いものは違います。
愛犬が噛んでよいものとは、噛むと良いことが起こってる可能性が高いです。
逆に愛犬が犬のおもちゃで遊ばないのは噛んでも良いことがないからです。
多くは、飼い主さんを基準にしてる子が多いです。
飼い主さんの反応があるもの→噛んでよいもの・たのしいもの
飼い主さんの反応がないもの→噛んで悪いもの・面白くないもの
飼い主さんのもってる携帯やボールペンや服などはどうでしょう?
逆に犬のおもちゃを与えたとき、飼い主さんは無視していないでしょうか?
確かに食べ物で釣るしつけばかりでは、食べ物がないと言うことを聞いてくれない犬になるでしょう。しかし、それはおもちゃ等他のご褒美でも同じことです。
食べ物・おもちゃ等様々なご褒美がありますが、私は一番使いやすく、わかりやすいということで食べ物を使います。食べ物は何もオヤツでなくとも主食であるドッグフードでも良いと思います。そして、大切なのは使い方です。
オヤツは犬にとって褒められたということを伝えるための一つの手段であり、ご褒美の一つに過ぎません。使う理由はそのときに応じて変わりますが、例えば、私たちと愛犬との関係を築いていくためのきっかけとして使ってる場合、ご褒美はきっかけであって、ご褒美をくれる飼い主さんが大好きで安心できる存在となることが目的です。信頼してもらえることで、褒められたり撫でられたりすることが嬉しい!と思えるようになるのであり、それがオヤツ以上のご褒美にもなり得ます。
また、やる気(モチベーション)を出させるためにも使います。
私達でも頑張ったご褒美(給与のボーナス等)はありますよね。
犬だからダメで、人間ならいいのでしょうか?
私はそうではないと思います。
犬は奴隷でも下僕でもなく、大切な家族の一員です。
家族の一員なら同じ権利があってよいと思います。
一生懸命に頑張ってる子にはご褒美はあげていいんじゃないでしょうか。
ご褒美をあげる側が正しい使い方を知ることで解決します。